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ワイドショーから学ぶ「惹きつける」雑記ブログの導入文

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こんにちは。ぐらたんです。

「ブログの導入文がうまく書けない」と悩むことはありませんか?ブログの導入文は、読み手の興味を引きつけるきっかけになります。導入部分でうまく興味を引けないと、せっかく書いた本文が読まれることもなく、そのまま画面を閉じられてしまうことさえあります。

どうやって興味をもってもらえる文章を書けばよいのか、私自身も毎回悩んでいるのですが、何気なくついていたテレビからそのヒントをもらった気がしました。それは、「ワイドショーのナレーション」!

ワイドショーでは、ニュースから生活の便利情報、最新のスポットまで幅広いジャンルを扱っています。そうして、気が付くとかなりの時間をテレビとられている。…そうです、まさにブログで言えば雑記ブログ。

ワイドショーでは、新しいコーナーに入るとき、ナレーションが入りますね。ここがブログの導入部分に該当し、VTR部分がブログで言うと本文に該当します。

 

それでは、早速具体例を見ていきましょう。

※部分的に聞き取りが正確でない箇所もあるかもしれませんが、ご了承ください。

 

ケーススタディ

①単発コンテンツの導入例1

(2020年5月27日放送 ヒルナンデスより)

「タマちゃーん」(子どもたちの声)

「2002年、多摩川に突如現れて世間をにぎわせたアゴヒゲアザラシ “タマちゃん”。しかし、10代の若者は…?<(会話)私、知らないです><(会話)カッパでも出た?>大人たちには当たり前でも、若者は知らないことばかり。そこで、若者のリアクションをヒントにどんな映像を見ているか当てるクイズを出題!若者代表は~。さぁ、『若者ナニ見てる?』早押しでお答えください!」

 

こちらの例では、最初のつかみでインパクトのある「子どもたちの声」を使っています(実際は音声+映像)。タマちゃんの紹介では、一定年齢以上の大人に「懐かしい」という感情や記憶を呼び起こしています。その次の文では、若者は知らないという問題提起を行います。そして、最終的にリアクションクイズの説明に入ります。

 

「インパクトのある言葉・映像→読者の記憶を呼び起こす→問題提起→コンテンツの提案」という構成になっています。キレイに起承転結になっていますね。まさにお手本となる導入文です。

 

 ②単発コンテンツの導入例2

(2020年5月26日放送 ZIP!より)

「おうちで過ごす時間が長い。そんな今だからこそ、ルームウェアでもオシャレがしたい!今、家の中でオシャレなルームウェアを着て投稿する『#おうちコーデ』が大人気。インスタ投稿件数は3万件超え。今日は、ネットで買える『#おうちコーデ』で大人気のルームウェア ジェラートピケが今年発売した新素材。<(会話)見た目はモコモコなのにすっごい軽いです!全然暑くない>さらにGUでは高級感漂うサテンのルームウェアが人気。しかも<(会話)えっ!?安っ!>そして、テレワークでも着替えなくていい!1枚あると便利なルームウェアも人気です。」

 

こちらの例では、はじめに「おうちで過ごす時間が長い」という視聴者が共感できる内容から切り込んでいます。「インスタ投稿件数は3万件超え」という具体的で説得力のある数字を伝え、コンテンツの中で紹介する3つの事例を簡潔に紹介しています。

構成としては「誰もが共感できる内容→コンテンツを伝える理由(影響力の大きさを示す)→コンテンツの簡単な説明」となっています。この中で特に参考にしたいのが、コンテンツを伝える理由です。「インスタ投稿3万件」というワードが、「私も知っておいた方がいいかな」という、「視聴者に続きを見せるはたらき」をしているのがわかります。

 

ブログにおいても、「読む価値」を導入文で伝えることが大切だとわかる事例です。

 

③継続しているコンテンツの導入例

(2020年5月27日放送 ヒルナンデスより)

「全国にどこにでもいる阿佐ヶ谷姉妹のそっくりさんを募集して紹介していくコーナーです。ゆくゆくはみんなで合唱団を結成することを目標にしています。ちなみに初回の先週は~(個人の紹介)。エリコさん、今日は4人目の発表になりますね。エリコさんに似ているのか、ミホさんに似ているのか、はたまたお二人に似ているのか。さぁ参りましょう。今日はこちらの方です。(個人の紹介)」

 

この場合、「コンテンツの概要→コンテンツの目的→前回の振り返り→今回の期待をあおる」という構成になっています。今回の内容のみを紹介するのではなく、全体の概要・目的・前回の振り返りを行うことで、初めてそのコンテンツを見た方にも伝わるような紹介をしています。

ブログの中で、継続したコンテンツを書いている場合に参考にしたい方法です。

 

まとめ

ブログでは、興味を引く導入文を書くことで「続きを読んでもらう」きっかけをつくるのですが、私を含め書き方に悩む方も多くいます。

今回、多彩なジャンルを扱うワイドショーと雑記ブログには共通点があると考えました。そこから、コンテンツに入る前の導入をどのように行っているか観察をしたところ、「ナレーション」がブログで言う「導入文」の役割を果たしていることがわかりました。

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ケーススタディから、いくつかのパターンがあることがわかりました。単発のコンテンツにおいては①「起承転結の構成」(結で魅力的な提案をし、コンテンツを読んでもらう)②「具体例を用いて読む価値を伝える」ことがポイント。また、継続しているコンテンツの場合は、③「全体の概要・目的・前回の振り返り」をはじめに行うことで、初めてブログを読んだ方にもコンテンツの全体図を伝える役割を果たすことがわかりました。

みなさんも、ワイドショーを見る際は、ナレーションにぜひ注目してみてはいかがでしょうか。さらに新しい発見があるかもしれませんね♪