こんにちは。ぐらたんです。
現在、新たな命を授かったところですが、今までに3つの病院で不妊治療をしていました。婦人科に通いはじめて、今回の妊娠がわかるまで1年3ヵ月。その間に、悲しいことも起こりました。
この期間、私は3つの病院にお世話になりました。1つめの病院は、近所の産婦人科(不妊相談も行っているけれど、高度不妊治療は行わない)。2つめと3つめの病院は、不妊治療に特化したクリニックでした。
今回は、近所の産婦人科で行った治療の内容、かかった費用、感想をまとめていきます。
※直接的な表現もあるため、苦手な方はページを閉じてください。
▼前回の記事です。
治療のきっかけ
きっかけは、婦人科の不調でした。不調そのものは一時的なものだったので、大きな治療をすることなくおさまりました。その病院では、不妊相談も行っているということで、相談をすることにしました。当時結婚して2年目でしたが、赤ちゃんをのぞんでもなかなか授かりませんでした。
病内は、こぢんまりとしたアットホームな雰囲気で、混んでいない(待って20分)のも魅力的でした。
治療内容
タイミング法
はじめに、タイミング法を行いました。エコーを使って、卵巣の大きさを計測し、受精可能性の高い日を医師に伝えてもらいます。
フーナーテスト
排卵日ごろに行います。前日の夜もしくは当日の朝に夫婦生活をもってから医療機関を受診し、精子が子宮頚管や子宮を昇っていけるかどうかを見てもらいます。膣、子宮頚管、子宮腔内の精子を採取し、元気な精子数を顕微鏡で観察します。
私の場合は、異常ナシでした。
ホルモン検査
採決をし、血中のホルモン濃度を測りました。女性のホルモン検査の場合は、採決をする時期によってホルモンの基準値がかわります。また、見慣れない項目がたくさんあるので、心配な点がある場合は医師に相談することをオススメします。
こちらも、異常ナシ。
子宮卵管造検査
この検査は、膣から子宮内に造影剤を入れ、造影剤が卵管を通過するかどうかを見る検査で、同時に子宮の形に異常がないかも知ることができます。
…これが、「痛い」検査として有名でした!私は前情報が全くない状態で勢いのまま検査をすることにしました。やたらと先生が「我慢できないくらいに痛かったらやめるから、教えてね」と声をかけてくださったのも納得です。
痛みを感じるタイミングは2回ありました。1つは、子宮内にチューブを固定するとき、もう1つは造影剤を注入するときです。
私個人の感覚としては、下腹部にじわっと鈍い痛みが継続するような感覚でした。痛みの感じ方については個人差があるようで、私は比較的痛みを感じにくかったのかもしれません。
造影剤を入れた後30分ほど院内で待機した後に、レントゲンを使って造影剤の広がり方を見てもらいます。
こちらも異常ナシ。
ちなみに、嬉しい副産物として、この子宮卵管造検査を受けたあと半年は、受精しやすい「ゴールデンタイム」がはじまるそうです(笑)理由としては、造影剤の検査をすることによって、卵管の通りを良くすることができるからです!
出産には至らなかったのですが、実際に私もこの検査を行った2か月後に、1回目の妊娠をすることができました。
費用
こちらの医院で支払いをした総額は、5ヵ月の通院で39,659円でした。保険診療を使いながらの診察だったため、お財布にやさしめ!卵管造影検査のみ、器具に保険が使えないという理由で自費診療になりました(1回の検査で15,940円)。
まとめ
本格的な不妊治療に入る前に、近所の産婦人科で不妊相談のお世話になりました。基本的に保険適用内でできることをしていただいたので、5ヵ月の通院で費用はそれほどかかりませんでした。
ここでの治療は残念ながら出産にはつながりませんでしたが、「赤ちゃんを授かりたい」という思いが夫婦ともにあることが確認できたこと、一度でも妊娠できたという結果が残せたことは大きな収穫でした。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!