こんにちは。ぐらたんです。
今回の記事は、3つめの病院で取り組んだ不妊治療の続きです。
※個人としての体験談のため、参考程度に読んでいただければ幸いです!
▼今までの記事です。
人工授精
人工授精とは
人工授精は、精子を子宮内へ直接注入し、卵子と精子が出会う確率を高める方法。採取した精子を洗浄をして雑菌を取り除き、さらに濃縮してから子宮内に注入します。
実際に注入された精子と卵子が出会い、受精し、着床し、妊娠に至るまでの過程は、自然妊娠と同じです。
私は、こちらのクリニックではじめての人工授精を受けることにしました。エコーで卵巣の大きさを見ながら、人工授精をする日を決めます。
人工授精の当日は、女性側は通院が必須。男性側は①通院して採精する方法、②冷凍保存しておいた精子を使う方法、③当日女性が持参する方法が選択できます。
当日の流れ
クリニックに到着したら、サインをしておいた同意書を受付で提出します。
呼び出されると、いよいよ本番。女性側がベッドに横になり、開脚した状態で洗浄・濃縮された精子を、器具を使って子宮内に入れます。きちんと名前の確認もされます(間違えてしまったら大変ですもんね!)。
人工受精前に内診をお願いすることもできますが、私はカットしました。
その後、15分程度ベッドで安静にし、hCG製剤の注射をします。
痛みについては、「器具が子宮内に入るとき」と「注射をするとき」に、一瞬「痛っ!」と思うくらいでした。ここは個人差がある部分ですね。私としては注射の方が痛いと感じました。
多少の出血はありました。はじめての人工授精のときは、痛みで体が少し動いてしまったこともあり、出血は多めでした。できるだけ動かない方が自分のためです(笑)
しかし、日常生活を送る分には問題なし。私の場合も午前→人工受精、午後→仕事のスケジュールだったこともあるのですが、無事に過ごすことができました。
そして、翌日から膣用の座薬を使用しました。人工受精をした次の日から11日間、朝と寝る前の1日2回。
私が使った薬剤はルティナス膣錠というもの。薬剤をアプリケーターと呼ばれる器具に取りつけて、中に入れるのですが、事前に使い方をクリニックで説明してもらったので、困ることなく使用できました。
薬剤をトイレに置いておいたので、忘れることもなかったです。
そして…幸いにも、2回目の人工授精で授かることができました!
妊娠検査薬での検査
2回目の人工授精後、生理予定日の2日ほど前に少量の出血がありました。「今回もダメだったかな…」と思ったのですが、その後2~3日でおさまりました。クリニックで先生に相談をすると、1週間後に市販の妊娠検査薬を使ってみてくださいという指示があったので、試してみたところ、陽性反応が!
夫に伝えると、はじめての妊娠を伝えたときよりも冷静でした。というよりも、反応がうすい…。
どうやら私の様子から何となく気づいていたことと、流産経験があるため喜びすぎないようにセーブしていたようでした。
心拍確認までの診察
受精が確認できたら、それでクリニック卒業!
…というわけにはいきません。
正常な妊娠であるか、正常であったとしても妊娠が継続できるか…。まだまだ心配事は尽きません。私の場合、7週の診察で心拍が確認でき、その次の診察をもってクリニックを卒業することができました。
費用
こちらのクリニックには4ヵ月で10回の診察をしていただきました。
合計費用は120,111円!すべて自費診療扱いだったので、少しお値段もお高め。
もう…金銭感覚がわからなくなってしまいます…!(でも、とってもお世話になりました!!)
まとめ
はじめての妊娠が悲しい結果に終わり、それを機に子どもを授かりたいという思いが強くなり、不妊治療に特化したクリニックを探すことにしました。結果として、幸運にも2回目の妊娠をすることができました。これでゴールではなく、乗り越えるべきことがこれからたくさん起こるのだと思います。
今回3つの病院でお世話になって心底思ったことは、「自分に合った病院を選ぶことは本当に大切!」ということでした。先生との相性であったり、ストレスなく通院できる環境であったり、設備が整っていることであったり。
病院選びの基準は人によって違うので、その基準を明らかにすることで通院のしやすさが変わってくることを、身をもって体感しました。これは、不妊治療に限らないことですね。
私の体験が、少しでもどなたかのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!