こんにちは。ぐらたんです。
家づくりは、大きな買い物。「どんな暮らしをしたいか(=どんな人生を歩みたいか)」を考えるきっかけになります。
我が家も、理想のマイホームを建てるために、夫婦で情報収集中。実際にハウスメーカーに訪問し、土地や建物の話も聞きはじめています。「このくらいだったら住宅費として月々支払えそうだね~」などと話していました。
そんな中、ある問題(?)が勃発しました。
それは、夫の両親からの二世帯住宅の打診。
義両親は遠方に住んでいて、コロナ禍の影響もあり、結婚式や顔合わせ食事会を含めても、直接会った回数は片手で数えられる程度!
結婚前、夫からは「親は二人で暮らしていく意思があるから、同居はしない」と聞いていました。
…あれ、話が違う(汗)
いきなり義両親と生活をして大丈夫なのでしょうか?
二世帯住宅の間取り
まずは、二世帯住宅にどんなタイプがあるのでしょうか。
二世帯住宅の間取りは、大きく以下の3つに分けられます。
①完全同居型
個室を除き、ほぼすべてのスペースを共同で使用
②部分共用型
住まいの一部を共有し、その他は世帯ごとに分けて使用
③完全分離型
それぞれの世帯の住空間が完全に独立
プライバシーは③完全分離型>②部分共用型>①完全同居型の順で保たれます。
同居の経験談
実際に同居した際のイメージを膨らませるため、同居経験者の二人の友人(仮にA、Bとします)に話を聞いてみました。すると、うまくいっている家庭と苦戦している家庭に分かれました。
ちなみに、友人はともに30代女性(妻側)です!
うまくいっている家庭(友人A)の場合
同居状況
・夫の両親と完全分離二世帯住宅で生活
・義両親はご健在
・友人家庭は夫婦+子ども2人の計4人
・お互いに干渉しあわない環境
・同居歴4年
メリット
・相談にのってくれる
・子どもを見ててほしいときに預かってくれる
・粗大ごみを出す際などにも協力しあっている
デメリット
・実親ではないため、気を遣う
・介護の不安
干渉しあわない環境もあってか、今のところメリットの方が大きいという話でした。
苦戦している家庭(友人B)の場合
同居の状況
・実両親と完全同居型住宅で生活
・両親はご健在
・友人家庭は夫婦+子ども2人の計4人
・完全同居型のため、ともに生活を営む
・同居歴6年
メリット
・家事と子育てを手分けしてもらえる
・妻にとっては実両親のため、気を遣わない
・両親が近くにいることで、将来に備えられる
デメリット
・保育園の優先度が下がる
・夫と実母の性格が合わず、険悪な雰囲気になることがある
友人Bにとっては、生活の面では助かりつつも、精神面では夫と実母の板挟みとなり悩む(ときもある)ということでした。
暮らしやすさを決める要素
違う価値観をもった他人同士。そこでぶつかってしまうのは仕方がないことかもしれません。二人の友人の話を聞くなかで、暮らしやすさに影響するのは「性格が合うor合わない」「適度な距離感」であると感じました。
たとえば、友人B家のいざこざの原因を聞いてみると、洗濯物の干し方が違うなどといった、生活に密着した悩みでした。この衝突は、完全分離型住宅で距離をとっていれば、回避できた可能性があります。
人と人との心理的な距離感は、自分から距離をとろうとしても、相手から近づかれるなどして、コントロールが効かないことがあります。
その場合は、物理的に距離を離すのが一番!私の場合は、同居するのであれば、衝突するリスクの少ない完全分離型を選びたいところです。
同居をはじめるタイミング
同居は一朝一夕にできるものではありません。住む場所を検討するところからはじまり、職場や学校との調整、引っ越しという過程が必要になります。
そのため、タイミングを計ることが大切。
我が家の場合、義両親が「二世帯住宅はまだ早いか…」という考えに落ち着き、自然と保留に!
ということで、二世帯住宅にするかどうか保留になったため、マイホームづくり自体も一旦保留となりました。
何かとドキドキした日々でしたが、今はマイホームを買うべきではないと、神様が教えてくれているのでしょうか(笑)
今後、また進展がありましたら、ご報告します!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!