こんにちは。ぐらたんです。
出産が近くなると、赤ちゃんを迎えるんだという気持ちがいよいよ高まりますね。
「せっかくだから、記念にベビー用品を作ってみたい!」そう考え、全く手芸をしない&最後にミシンを触ったのは15年以上前という私ですが、チャレンジしてみることにしました。
作ってみたのは、難易度がやさしめの「抱っこ紐のよだれカバー」2種類。
▼ベビー用品づくりは産休に入ったらやりたかったことの1つです。
参考にさせていただいたサイト
作り方は、以下のサイトを参考にさせていただきました!抱っこ紐の種類によって、型紙が異なるため、お手持ちの抱っこ紐の種類をご確認ください。私が持っているのはオムニ360クールエア。
①首まわり用よだれカバーの作り方です。
【簡単手作り】抱っこひも用「首回りよだれカバー」型紙&作り方【エルゴアダプト】|ヒナスイッチ
②肩ひも用よだれカバーの作り方です。
【手順画像あり】ダブルガーゼのエルゴよだれパッドの作り方: うろこのあれこれハンドメイド
首まわり部分・肩ひも部分も材料・手順としては、以下の要領です。
<材料>
・表布(ダブルガーゼ:サイズはサイトをご参照ください)
・裏布(ダブルガーゼ:サイズはサイトをご参照ください)
・キルト芯(サイズはサイトをご参照ください)
・スナップボタン
※私は、スナップボタンは100均のものを使用しました。目打ちがなくても竹串などで生地に穴をあけ、手でスナップボタンを押さえるだけで、簡単に留められる優れもの!
<手順>
1)ダブルガーゼの水通し(水洗い&陰干し)
2)ダブルガーゼの地直し(アイロンがけ)
3)型紙づくり
4)生地の裁断
5)ミシンがけ
6)生地を裏返す
7)再度ミシンがけ
8)スナップボタンの取り付け
●ポイント
・裁断する際の切り方
首まわり用型紙(①)は型紙より大きく生地を切りますが(型紙のラインはミシンがけのときに使います)、肩ひも用型紙(②)は型紙通りに生地を切ります(ミシンがけの際は内側を縫います)。
・生地の向き
柄のある生地の場合、型紙を置くときの向きに気をつけてください。
特に肩ひも用型紙(②)は、生地の正面に対して型紙が横長になる状態にして置きます。
(失敗すると、ボーダーがストライプになるなどします)
・スナップボタンの向き
【要注意】素材について
1つ、ハンドメイド初心者の方へお伝えしたいことがあります。
私は、これで大失敗しました。
それは…
キルト芯ではなく接着芯を使ったこと。
ベビー用品で接着芯を使うと、何が問題なのかというと、接着芯に使われている糊の部分にホルムアルデヒドが含まれていること。
ホルムアルデヒドの問題点
・発がん性物質を含む有毒物質
・シックハウス症候群の原因の1つ
乳幼児用の衣類では、ホルムアルデヒドについて厳しい基準が定められており、パッケージにも「袋を開封しないように」という注意書きが記載されています。
これは、乳幼児用の衣類にホルムアルデヒドが移ることを避けるため。
もし、赤ちゃんがホルムアルデヒドが含まれたものをなめてしまった場合の症状として、接触性皮膚炎やせき・くしゃみなどが起こる可能性があります。
知らずに使用していたら…と思うと、怖くなりました。
このため、手作りベビー用品第1号は捨てることになりました(泣)
せめて、画像だけでも披露させてください(笑)
▲中央の肩ひも用よだれカバーは、生地の方向を間違えてしまいました…!
※首まわり用よだれカバーのスナップボタンは、参考サイトでは2ヵ所ついているのですが、実際に抱っこ紐とサイズを合わせたところ1ヵ所でOKだったので、変更しています。
大人よりもずっと皮膚が薄くて、自分の意思を伝えることができない赤ちゃんを守るために、親が正しい知識を得ることは必要だと感じました。
完成品と感想
完成品は、こちら!
▼抱っこ紐に装着したイメージ
生地選びについて手芸屋さんで相談したところ、表布にダブルガーゼ、裏布にはタオル生地、間にもタオル生地を入れています。
率直な感想として、実際に作りはじめてみると、楽しい!
マチ針が指に刺さってチクッとする感覚も、久しぶりだ~と感慨深かったです(笑)
はじめるまではハードルが高く感じられるのですが、作業をはじめてみるとワクワクしてきました。
時間に余裕があれば、ほかのベビー用品にもチャレンジしてみたいと思うほどです!
初心者による初心者の方へのアドバイス
作りはじめるにあたり、ハンドメイド初心者の方にとって、「うまく作れるかな…」という不安があるかと思います。
私も初心者ではじめたのですが、以下の教訓が得られたので、ご紹介します。
・待ち針は多めにつけると、布がずれにくい
・ミシンのスピードは低速でOK!
・ベビー用品は特に素材に注意
ぜひ、ベビー用品づくりを楽しんでみてください♪
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!