こんにちは。ぐらたんです。
今回の内容は、個人的な記事です。70代の父が脊柱管狭窄症を患い、度重なる合併症により、昨年は計6回の手術を行いました。
一時は血圧が低下し、命の危険があると病院から電話がかかってきて、泣きながら新幹線に乗ったこともありました。
そんな父が、このたび入院生活を終えて自宅に戻ることになりました!
私は普段、実家から新幹線の距離に住んでいるのですが、立ち会うことができました。
▼手術直後、一番つらかったときの記事です。
入院生活歴の振り返り
父は、3つの病院に約1年間入院しました。さらに、病院Aでは本来の疾患に加えて複数の科の合併症が起こったために、病室の移動なども複数回ありました。
転院や病室の変更による不安やストレスもあったかと思いますが、よく耐えてくれたと思います。
病院A(急性期病院)3ヵ月
病院B(急性期病院)1ヵ月
病院A(急性期病院)4ヵ月
病院C(回復期病棟)4ヵ月
温かい見送り
病院Cの退院に立ち会ったのですが、病院の方々にとても温かく送り出していただいたのが印象的でした。
母に「旦那さん、がんばってたわよ」と声をかけてくださった清掃スタッフの方
いつもリハビリをしてくださった作業療法士、理学療法士の方
主治医の先生も、手を振って挨拶してくださいました。
病院Cに転院してから、父の体調はどんどん良くなりました。
本当に、お世話になりました。ありがとうございました。
在宅介護のスタートと課題
退院のあとは、在宅での生活という現実問題。
入院中に父は介護認定を受け、要介護3の認定がおりています。
また、障がいが残っているため、自立した生活は難しく、常に誰かの見守りやサポートが必要になります。我が家の場合は、父と生活をする母が主な介護者になります。
退院初日は、父が歩き出そうとするたびに、母と私が列になって後をついていきました。まるでドラクエのようでした(笑)
出典元:ドラゴンクエストV 天空の花嫁 | SQUARE ENIX
今は里帰りのために一時的に一緒にいられるのですが、自分が遠方に住んでいることが悔やまれます…。大学や就職先を地元にしていたら、少しは変わっていたのかな。
おむつ問題
父の場合は、急性期病院ではおむつを使用していたのですが、回復期病棟のリハビリにより、日中は自力でトイレに行けるようになりました(夜間はおむつを使用)。
レンタルしているリクライニングベッドには防水シーツを敷き、何かあったときのために備えてあります。
排泄の介護は、身体的にも精神的にも負担が大きく、ネガティブなイメージをもってしまいがちなのですが、母は淡々としていたことが救いでした。
デイサービス問題
また、父は介護保険を使ってデイサービスに通うことになりました。
実は、入院前の父は自分の部屋にこもって、ベッドに横になっているのが好きな性格でした。
デイサービスによって行動範囲が広がり、いろんな人との交流があるのは、父にとってもプラスになるのではないか…と期待しています!
本人が嫌がったりしませんように!
認知機能の問題
実際には、せん妄なのか認知機能の低下なのか…会話が食い違うことなどが起こり、家族と心配をしています。
近いうちに、物忘れ外来に連れていけたらいいなと考えています。
意欲の問題
認知機能の問題と関連するかもしれませんが、父は以前からの趣味を手術をする数ヵ月前からやめてしまっていました。「気分転換にどう?」と声をかけるのですが、なかなか気分が乗らないようで、気が付くとベッドに横になっています。
もしかしたらベッドから離れている時間は1日5時間程度かも…!
筋力・認知機能低下防止のために、少しでも活動的になってほしいのですが、解決策が見つからずに困っています。
まとめ
父の退院により、嬉しいことだけではなく、課題も見つかっています。時にはイライラしたりとか(笑)
ですが、できるだけたくさん家族が笑っていられるよう、貴重な1日1日を大切に過ごしたいと思います。
母も嬉しそうにしています。
おかえりなさい、お父さん。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!