こんにちは。ぐらたんです。
いつまでも元気だと思っていた親が突然病気になり、自宅に戻れなくなった場合。
一時的な入院だと思っていたら、急激に弱ってしまい、介護施設に入居することになった場合。
本人の身体の状態はもちろん心配ですが、本人が利用していたさまざまなサービスを停止する必要があります。
我が家でも、1ヵ月弱で退院すると思っていた父が自宅に戻れなくなってしまい、家族でサービス停止のためにかけまわりました。
我が家で困ったこと
クレジットカードの謎の引き落とし
施設入居中の父は、自分名義のクレジットカードを持っています。
銀行口座の管理は父と同居していた母がしていました。
(私は遠方に暮らし、父母と同居していません)
母曰く、本人はカードを使っていないはずなのに、銀行口座から定期的にカード会社からの引き落としがあったそうです。
しかし、利用明細が送られてこないので、「何に使ったお金なのか」ということは不明。
面倒に思った母は、しばらく放置していたそう…。
そんなある日、実家の母から連絡がありました。
ある月に、万単位のお金の引き落としがあった。
けれど、何に使ったかわからない。
今までと額が違う。
どうしよう…。
父に最近クレジットカードを使ったか確認をすると、「買い物はしていない」という返事。
もしかして、不正利用?!
カード会社に電話予約を入れ、連絡が来るのを待ちました。
基本的に、利用明細は本人にしか教えてもらえないのですが、本人からの電話ができない事情を話し、何とか対処してもらいました。
今回とっていただいた方法は、
①私が父に「カード会社から連絡があったら、利用明細を娘に教える許可を出してほしい」と事前に伝える
②カード会社が父に電話し、娘(私)に利用明細を伝えてもOKか確認をする
③父からの許可が出たら、カード会社から利用明細を聞く
というものでした。
結局、謎の引き落としは不正利用ではありませんでした。
父のパソコン関係の引き落としでした。
(これが後々面倒なことになります)
同時に、利用明細を実家宛に紙で送ってもらうように手続きしてもらいました。
定期利用の商品が届く
父が家を空けてしばらくしてからも、父宛の荷物がぽつぽつ届きました。
届いたものは、サプリメント2種、シャンプー1種。
合計月額15,000円ほどの、定期利用していた商品でした。
各社に連絡を入れ、解約をお願いしました。
届いた商品は父が使うことができず、無駄になってしまいました。
年間サービスの引き落としがある
その他、年会費が必要なサービスについても、解約手続きをしていきました。
銀行口座からの引き落としがあってはじめて気づいたので、もっと早く動いていれば防げた出費でした…。
父は車を運転していたので、
・JAF
・ETCカード
を解約。
退院後に母を連れてドライブに行くことを楽しみにしていた父の心情を思うと、心が痛みました。
解約手続きの弊害
本人の意思
現在の父は、認知機能が低下しています。
本当は自宅には戻れる状態ではないのですが、諸々解約したいという話をしたところ、「家に帰ったら使うから、そのままにしておいて」との返事。
「もう家には戻れないよ」なんて言えません。
「わかったよ」といいながら、こっそり解約をしました。
本当は、父の意思を尊重したいのですが、申し訳ないところです。
遠方の家族は動きにくい
私は両親と離れて暮らしていたので、父宛の書類や荷物を直接見ることができません。
代わりに、母から電話で書類の内容を事細かに聞いたりしていました。
また、母はパソコンが使えないので、父宛のメールは確認すらできない状態。
電話で母に質問をしながらメモを取っていました。
何とか相手先の連絡先を見つけ、解約をする場合も、本人や同居の家族でないと難しいと突っぱねられることもありました。
電話をして何十分もやりとりをしたり、間に母をはさんだり…。
母との電話でしか状況がわからないため、何をするにも時間がかかりました。
育児中の身には、とっても面倒な作業でした…。
まとめ
本人が元気なうちに使っていたさまざまなサービスも、急に本人が動けなくなることで、サービスの停止をする必要が出てきます。
我が家でも、父が自宅に戻れなくなったことで、家族で各種サービスの解約手続きを行いました。
しかし、「解約手続き自体がわかりにくいものが多い」「本人以外の解約のハードルが高い」ために、時間も労力もかかりました。
月額サービスやサブスクは便利ですが、解約をしないとずっとサービスが提供されつづける(=お金が引き落とされていく)のがやっかいですね。
いざというときにすぐに動けるよう、日ごろから親がどんなサービスを利用しているのか知っておくのは大切だと実感しました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!