こんにちは。ぐらたんです。
父が亡くなって数ヵ月が経過しました。
考え事ができる余白の時間があると、悲しくなることはありますが、父の姿や声を思い出して温かい気持ちになれるようになりました。
そんな中、母は終活をはじめました。
エンディングノートで形に残す
母が実施した具体的な終活の方法の1つは、エンディングノート。
母とは離れて暮らしているのですが(新幹線の距離)、直接会ったときには、口頭で銀行口座のこと、クレジットカードのこと、株式のこと(株が好きな母です)、土地のこと、貸し金庫のことなどをざっくりと話していました。
そして、それらの情報をノートにまとめると話していました。
エンディングノートを残そうと思ったきっかけは、父でした。
父は、手術をきっかけに体が不自由になり、自宅に帰れなくなりました。
母自身も諸々の手続きで苦労したため、一人っ子である私に迷惑をかけないように…と考えてくれたと言います。
実際に私も母の代わりにさまざまなサービスの解約などを行いましたが、請求が来てはじめてわかるサービスなどもあり、すべての手続きが終わるのに時間がかかりました。
そのため、エンディングノートとして事前にまとめてもらえるのは、とてもありがたいことです。
一緒に暮らしていないと、どんな生活をしているかが見えないですものね。
身辺整理をはじめる
実家は築40年ほどの戸建。
物の整理はもちろん、登記上の整理もはじめました。
▼里帰り出産を利用して、私が実家の片づけをしたこともありました。
家や土地の名義変更、母の持つ土地の名義変更(旧姓のままで登記されていたそう)や測量を行いました。
測量・名義変更などの手続きで約60万円かかりました。
父の企業年金が一時金として支払われたため、まとまった出費にも対応できたようです。
終活=人生を諦めることではない
母は終活をはじめましたが、本人はいたって活動的です。
最近は、75歳にしてはじめてジムに通うようになりました。
きっかけは、娘である私や友人から勧められたためらしいですが、
「毎日テレビを観て過ごすよりも、よっぽどいい」
と楽しそうに話していました。
母は強し、ですね。
終活と聞くと、どうしても人生の終わりをイメージしてしまうのですが、だからこそ「今」を大切に生きることができるのだと改めて感じました。
まだまだ元気な母でいてほしいものです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!