こんにちは。ぐらたんです。
今回ご紹介するのは、絵本『だいじ だいじ どーこだ?』。
この本は、性教育のとっかかりとしてオススメの本。
子どもがもうすぐ3歳になるため、購入してみました。
実際の子どもの反応などもあわせて、どなたかの参考になれば幸いです。
3歳での性教育は早い?
うちの場合ですが、子どもは2歳ごろから、お風呂に入っているときや、着替えのときに、自分の身体に興味を持つようになりました。
本でいう「プライベートパーツ(口や胸、性器)」を自分のも他人のも関係なく触るような状態でした…!
興味を持つのは大事なことですが、家族以外の人にしてしまっては大変。
3歳で性教育は早いという思いもありましたが、いずれ理解が追いついてくるだろうという思いのもと、購入を決めました。
本の内容について
性教育のはじめの一歩は自分の「からだ」を知ること
幼いころから自分の「からだ」を知ること、また「プライベートパーツ(口や胸、性器)」を理解し、自分も他人も大切な存在だということを認識することが大切です。
また、子どもへの性暴力の加害や被害を防ぐためにも「プライベートパーツ」を理解することが重要です。本書は、著者の遠見才希子医師が自身のお子さん(当時2歳)とのエピソードを交え、からだの大切さだけではなく、一人ひとりが大切な存在ということを伝える”はじめての「からだ」と「性」のえほん”です。
出典元:実用・児童書の出版社 大泉書店
「からだ」を知り、自分と他人の「からだ」をどう扱うかという点に重点を置いている本です。
子どもの反応は?
正直なところ、教育的な要素が強い本なので、そこまで子どもが興味を持つものではありませんでした(笑)
しかし、変化が見られました。
例えば、うちの子どもは眠くなると、母親の胸をさわりたがります。
外でされると困るため、家以外では触らないようにと約束をしています。
本を読み聞かせたことで、「おっぱいさわっていい?」と聞くようになりました。
事前の約束どおり、外では「今はおうちの外にいるからダメだよ。おうちならいいからね」と話し、納得してもらえるようになりました。
これも、会話によるコミュニケーションができるようになったからこそですね。
性教育のとっかかりは、言葉の理解がすすむ3歳ごろがちょうどいいと感じました。
自分の身体を大切にするのと同時に、他人の身体を大切にするという意識が芽生えたようでした。
▼うちの子どもにとって精神安定剤なのかもしれませんが、執着が強めです。
伝える側・伝えられる側の両方にやさしい
口頭で伝えることも大切ですが、絵本であることのメリットも大いに感じました。
特に感じたのが、以下の2点。
①子どもにとって視覚的にわかりやすい
②読むだけで伝えたいことが伝えられる(=「伝え忘れがない」)
①については、イラストがついているため、幼児であっても直感的に伝わることが良いと感じました。
②については、実際に被害にあったときにどう行動するのかという説明と、「安心して助けを求めていいんだよ」というメッセージがあったことが個人的にポイントが高かったです。