こんにちは。ぐらたんです。
街中で不織布のマスクが手に入りやすくなった一方で、グンゼなどの衣料メーカーやミズノ・ヨネックスといったスポーツメーカーなど各社が布マスク市場に参入し、新製品を開発しています。
今回、発売の告知がされてから話題となっているユニクロのエアリズムマスクを入手したので、長所・短所をまとめてみました!
ユニクロのエアリズムとは
湿気を拡散する。熱気を放出する。汗を吸収し乾かす。
まるで呼吸するように衣服内の環境を自ら調整して、
なめらかな着心地が一日中続きます。
"呼吸する繊維"キュプラが、体から発する水蒸気を吸収・放出。
高い吸放湿性で、衣服内のムレを軽減。
出典元:ユニクロ|エアリズム特集ページ|WOMEN(レディース)|公式オンラインストア(通販サイト)
もともと、夏用衣類の素材として使われているので、「冬はヒートテック、夏はエアリズム」というように衣類を使い分けている方もいらっしゃるのではないでしょうか?(うちはそうです!)
「湿気を逃がす」「触れるとひんやりする」といった特徴をもつエアリズム。サラッとした肌触りが心地よく、夏によく感じる「イヤなベタつき」が抑えられるのはありがたいですね。
エアリズムマスクについて
エアリズムマスクは、3層構造になっています。
①表生地(紫外線カットのメッシュ素材)
ポリエステル75% ポリウレタン13% キュプラ12%
▲メッシュ素材なので、生地に凹凸があります。
②フィルター
ポリプロピレン
③裏生地(エアリズム素材)
ナイロン59% キュプラ31% ポリウレタン10%
▲本来は内側になります。ロゴ入り。触るとスルスルします。
カラー展開はホワイトのみ(2020年6月24日現在)、サイズ展開はS、M、Lの3サイズ。本体価格990円+税で販売されています。
エアリズムマスクの長所・短所
ここでは、個人の感想の範囲にはなりますが、夫と私がマスクをつけた使用感をご紹介します。
長所1:サラッとしてムレにくい
ムレない!不織布のマスクやよくある布マスクにはない最大のメリットがコレだと思います。不織布のマスクだと、自分の息のせいでマスクの中がサウナ状態になってしまうことがありますよね。鼻の下に汗をかいたり(笑)そのせいなのか、ニキビや吹き出物ができてしまうことも悩みだったりします。
それがエアリズムマスクには、ありませんでした。湿気をすばやく吸収して放出してくれる、エアリズムのメリットが生きています。
長所2:肌の摩擦が少ない
マスクをすると、肌がこすれると感じることはありませんか?特に不織布だと、繊維のゴワゴワした肌触りが気になる方もいると思います。私も、実際に不織布のマスクをつけると頬のあたりがこすれて赤くなることがあります。
エアリズムマスクは、肌触りがとてもやさしいので、マスクによるヒリヒリ感をおさえることができそうです。
長所3:洗濯機で洗える
多くの布マスクが手洗いを推奨していますが、手洗いだとちょっと面倒ですね(きちんと手洗いを実施されている方はすばらしいです!うらやましいです!)。ところが、エアリズムマスクは洗濯機で洗えます!面倒くさがりさんにはありがたいマスクです。
長所おまけ:着けた瞬間、ちょっとひんやり感じる
エアリズムの特徴である、「着けた瞬間のひんやり感」はちょっとだけ感じます。まぁひんやり感じるのはすぐ慣れてしまうのですが。
短所1:長時間着用すると暑い
「エアリズム」と聞くと「夏用だから涼しい」と思われがちです(私もそう思っていました)が、実際は長時間着用すると暑く感じました!
短所2:ちょっと息苦しい…?
言い過ぎていたらすみません!3層構造だからなのか、通気性が◎というわけではありませんでした。パッケージによると、「BFE・花粉99%カットのフィルター採用」と書いてあるので、高機能ではあると思います。だからこそ、息もちょっとだけしづらい…。
どんな人・シチュエーションにオススメ?
エアリズムのマスクで最も特徴的だと感じたのは、素材の持つ肌触りの良さでした。「不織布のマスクで肌荒れしやすい人」にはオススメです!
ただ、炎天下の中長時間着ける場合や、体を動かす場合には、熱がこもってしまうため、エアリズムマスクではない方がいいかもしれません。
よって、シチュエーションとしては、空調が効いた室内で使う場合、肌の負担が少ないマスクとして効果を発揮できそうです。
まとめ
個人的な感想ですが、エアリズムマスクは、実際に使用してみると、「サラッとしてムレにくい」「肌の摩擦が少ない」というメリットがある一方、「長時間着用すると暑い」「ちょっと息苦しい…?」というデメリットもありました。「夏用マスク」という想定をされた方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に使用した感想としては、空調のきいた室内で使う方がいいと感じました。
1枚当たり約330円で、洗濯機で洗えることも考えると、普段使いのマスクとして十分機能しそうです。あとは、より多くの人に流通するように願うばかりです!
最後まで呼んでくださって、ありがとうございました!