こんにちは。ぐらたんです。
服を選ぶとき、カラーバリエーションが豊富だと、嬉しい反面、どれを選んだらいいか迷うことはありませんか?
「好きな服よりも似合う服を着る」というのが、人から見られた場合の好印象につながる(=モテる)とは言いますが(根拠)、どれが自分に似合うのかまず教えてほしい!
そこで、自分に似合う色を教えてくれる、「パーソナルカラー診断」なるものに行ってきました。パーソナルカラーという言葉は、女性誌などで見かけた方もいらっしゃるかもしれませんね。この記事では、パーソナルカラー診断がどんな内容だったか、実際役に立ったのか、などご紹介します!
パーソナルカラーとは
パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った色(髪・瞳・肌)と雰囲気が調和する色(=似合う色)のことです。人それぞれ個性が違うように、似合う色もそれぞれ違います。
色相/彩度/明度を軸に{春・夏・秋・冬}の4つのタイプに分かれます。
出典元:パーソナルカラー診断
パーソナルカラーは、髪や瞳の色味から春(スプリング)・夏(サマー)・秋(オータム)・冬(ウィンター)の4つのタイプに分けるのですが、単純にピンク=春、ブルー=夏というように、色鉛筆の色を1色ごとあてがうようなタイプ分けをするわけではありません。たとえば、青であっても春タイプが似合う青と、夏タイプが似合う青は微妙に色味が違う…というイメージです。
そもそも、人間の身体の微妙な色合いの違いからタイプを判別するのは、鋭い観察力と細やかに色彩を見分ける力が必要です。
さらに細かい分類では、基本となる4つの季節の組み合わせによって6タイプに分けることもあります。今回、私が受講したのは6分類の講座でした。
どんな方にオススメ?
「自分に合う色を、プロの目から客観的に見てもらいたい」という方にオススメ!自己判断では、本当に合っているのか不安になることもありますからね。私は、そのタイプだったので(自己分析の精度が低い)、診断を受けることにしました。一度診断を受けてしまえば、基本的にパーソナルカラーは変わらないので、「一生モノ」の知識になります。
ちなみに、私は結婚式のカラードレス選びの参考として、行ってきました。結婚式を控えている方、勝負カラーを知りたい方には特にオススメです!
セルフ診断でOKという方には、ホームページ上で無料の診断が行えるサイトもありますので、お気軽に試すこともできます。
どんな形式で診断するの?
私が体験したところは、先生1名・生徒3名のグループ診断でした。1対1の診断もあれば、グループ診断もあり、金額もピンからキリまで様々です。グループ診断の方が、他の方が診断される様子も見ることができて楽しそうだったので、私はそちらを選びました。
「パーソナルカラー ○○(地名)」で検索をすると、その地域で行っているパーソナルカラー診断を調べることができるので、日程・場所・内容・費用などから検討しましょう。
パーソナルカラー診断 当日の様子
私も事前にオンライン上で予約をし、当日に約束の場所へ。メイクを落として参加ということで、拭き取りのクレンジングシートを持っていきました(結局使わず)。
集合場所には20代くらいの社会人の女性2名と、講師の先生。開始時間になると、予約された部屋へ移動して、お互いに簡単な自己紹介をして、講座がスタートしました。
講義内容①パーソナルカラーについての説明
はじめに先生からパーソナルカラーについての説明があります。
講座内容②それぞれの生まれ持った色をチェック
説明の後は、それぞれの髪の色、頭皮の色、瞳の色、肌の色を先生がチェックし、いわゆる「ブルーベース」か「イエローベース」かを判断してもらいました。
グループ診断だったのですが、私が典型的なイエローベース、1人の方が典型的なブルーベース、もう1人の方が中間と、三者三様だったので、お互い比較することができたのは良かったです。
講座内容③ドレープを使った色合わせと似合う色のアドバイス
さぁここからが本番。白い壁を背にして椅子を置き、1人ずつ座ります。座った方の首元にドレープを当て、講師の先生が色の名前と顔色の見え方を手短に説明してくれます。ドレープとは、色のついた布。何十枚ものドレープを秒単位で当てていきました。一口に赤と言っても「スイカの赤」「ポストの赤」など、微妙な色味の違いがあり、似合う赤と似合わない赤があることもわかったのは勉強になりました。
この診断によって、自分がどの春夏秋冬どの季節に当てはまっているか、どの要素を持っているかを判断し、さらに細かい分類と似合う服の色やアクセサリーについて学びました。
パーソナルカラー6タイプ
クールタイプ…ウィンター×サマー
ウォームタイプ…オータム×スプリング
ライトタイプ…サマー×スプリング
ディープタイプ…ウィンター×オータム
ミュートタイプ…サマー×オータム
ブライトタイプ…ウィンター×スプリング
たとえば、クールタイプは「爽やかな色の服やシルバーアクセサリーが似合う」タイプ、ウォームタイプは「温かみのある服の色やゴールドアクセサリーが似合う」タイプなど。各タイプごとに得意とする色やアクセサリーを細かく教えてもらいました。
さらに興味深かったのは、それぞれのタイプをディズニープリンセスの特徴に当てはめた点。先ほどの6分類ですが、ディズニープリンセスに当てはめると、以下の通りになります。
パーソナルカラー6タイプ(ディズニープリンセス版)
クールタイプ…ウィンター×サマー→シンデレラ(シンデレラ)
ウォームタイプ…オータム×スプリング→ベル(美女と野獣)
ライトタイプ…サマー×スプリング→白雪姫(白雪姫)
ディープタイプ…ウィンター×オータム→ジャスミン(アラジン)
ミュートタイプ…サマー×オータム→アリエル(リトルマーメイド)
ブライトタイプ…ウィンター×スプリング→オーロラ姫(眠れる森の美女)
講座内容④日常生活に応用する
ここで、全員で席に着き、それぞれのパーソナルカラーに沿った色見本をもらいました。
▲ウォームタイプの色見本。手書きでメモしてあるSは春(スプリング)、Aは秋(オータム)に似合う色です。
自分のパーソナルカラーに合った色は、似合う色。そのため、服を買うとき(特にトップス)は、似合う色から選ぶと安心です。
また、パーソナルカラーはメイクにも活かせます。例えば、微妙な色の違いなのに似合う・似合わないがはっきりと出るチークやリップの色。こちらも、実際にファッション誌を見ながら春(スプリング)・夏(サマー)・秋(オータム)・冬(ウィンター)に合う色を教えてもらいました。
チークやリップに関しては、普段自分が何となく選んでいた色と一致していました。自己分析が合っていた…!普段のメイク用品の色選びについて、答え合わせをした気分です。
まとめ
2時間程度の講座でしたが、パーソナルカラーについての概論とプロの目による診断、他の人が似合う色・似合わない色をあてた時に顔色がどう変わって見えるのかを実際に見ることができたのは、いい経験でした。
確かに、自分の手持ちの服であっても、顔色が良く見える服と、体調が悪そうに見える服がありました。今までぼんやりとしていた色の感覚が、パーソナルカラー診断の体験を通して、少しはっきりした。そんなイメージです。これからメイク道具や服を選ぶ際にも、参考になりそうです!
私が体験したのは、2時間で6,000円程度の講座でした。自分磨きをしたい方、結婚式など大きなイベントを控えた方には特に楽しみながら学べると思います!パーソナルカラー診断に興味のある方にとって、少しでも参考なれば嬉しいです。
▼ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」面白かったです!