ぐらたんのごった煮ブログ

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叶わなかった立ち会い出産と、助産師さんの温かいサポートに救われた話

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こんにちは。ぐらたんです。

 

先日、第二子を出産しました。

今回の記事は、今回の出産について自分の気持ちに区切りをつけるために書きました。

 

第一子のときはコロナ禍ということもあり、制限つきの立ち会いとなりました。

 

今回こそは…と立ち会い出産を夫婦で希望し、運よく奇跡的なタイミングで陣痛が始まったのですが、立ち会い出産は叶いませんでした。

 

出産は何が起こるかわからない。

だからこそ、無事に生まれてくれたことだけでもありがたいのですが、「こんなはずじゃなかった」と産後しばらくは、悲しくて涙が出ることもありました。

 

しかし、夫や産院の方…特に助産師さんの支えもあり、気持ちを切り替えることができるようになりました。

今では、第二子出産が思い出深いものとなり、とても感謝しています。

 

 

 

出産前日から当日までの様子

出産予定日を超えたある週末、夫は里帰り先に向かうかどうか迷っていたようでした。

※自宅~私の実家は新幹線の距離のため、頻繁に来ることは難しい状況です。

 

しかし、結果的に、夫が到着した数時間後には第二子が産まれることとなりました。

 

出産日前日

20:00 夫から、交通機関の遅れの連絡が入る。

23:00 夫から、タクシーがつかまらないという連絡が入る。

23:30 夫を車で迎えに行き、実家に到着。

 

本当は21時頃到着予定でしたが、トラブルが続き、大幅に遅れてしまいました。

 

そして、陣痛がはじまります。

 

出産日当日

3:00 下腹部の痛みあり。間隔は6分。前駆陣痛かもと思い、様子を見る。

4:00 産院に連絡。私の声の様子から「まだ様子を見ては?」と言われる。

元気そうな声だったようです。

4:30 痛みが増したため、再度産院に連絡。

5:00 夫を起こし、母に上の子のお世話を頼み、夫の運転で産院へ出発。

途中、コンビニで軽食を購入。

 

冬の夜空はとても澄んでいて、星がキレイだねと夫と話していたのがとても印象的でした。

今度は二人で一緒に出産に臨めるんだ、と緊張とともに少しの高揚感がありました。

 

ここまでは、とても順調でした(笑)

 

5:30 夫と私で抗原検査を受ける。結果待ちの間、夫は玄関先で待機、私は陣痛室へ移動。

6:30 陣痛に耐えながら夫の入室を待っていると、

看護師の方から「旦那さんがコロナ陽性です。立ち会いはできません」とまさかの報告。

ショックで泣く。

 

夫が買ってくれた軽食や飲み物がコンビニの袋に入ったまま(私は痛みで取れない)。

陣痛中のお助けグッズのテニスボールや汗拭き用タオル、産まれたら記念撮影しようと準備したビデオカメラが入院バッグの中。

 

「あれ…本当なら、今頃夫と一緒に水分補給をしたり、一緒に出産に臨んでいるんじゃなかったの…?」と信じられない気持ちでした。

 

さらに、看護師さんからまさかの言葉が…。

 

「旦那さんがコロナ陽性なので、奥さんは濃厚接触者になります。赤ちゃんが産まれても、赤ちゃんとお母さんが陰性になるまでは会うことができません」

「旦那さんは、陰性になるまで入院中の面会はできません」

 

自宅から実家は新幹線の距離。

立ち会いはおろか、夫は入院中も赤ちゃんに会えないことになってしまいました。

 

6:45 夫に泣きながら電話。夫は感染対策もしており、自覚症状もなかったため、ただただびっくり。

7:00 再度の夫の抗原検査&夫と私のPCR検査を看護師さんに依頼&実施。

 

出産に対して一気に心細くなり、助産師さんに「心細いので、そばにいてください」と弱音を吐く(笑)

 

8:30 第二子誕生。

 

 

一人で過ごした出産直後

第一子出産のときは、夫がいて、親子3人の記念撮影をしてもらったり、夫に赤ちゃんの姿をビデオカメラで撮影してもらっていました。

赤ちゃんと私の処置が終わると、夫と3人で1時間ほどゆっくりしていました。

 

当時の写真を、最近は第一子と一緒に見ていました。

 

今回は、私が濃厚接触者ということもあり、赤ちゃんの姿を遠目から数秒見せてもらったあと、すぐに赤ちゃんは隔離されていきました。

 

ぽつんと一人、分娩室で静かに処置を受けました。

悲しくて、静かに泣いていました。

 

 

PCR検査がまさかの結果に

翌日に出たPCR検査の結果は、夫も私も陰性でした。

実は、2回目の抗原検査では夫は陰性が出ていました。

(当時は2回目の抗原検査の結果を知らされていませんでした)

 

1回目は偽陽性だったようです。

 

出産翌日からは無事に私は赤ちゃんと会え、夫も面会が可能になりました。

 

しかし、本当はできたはずの立ち会い出産が叶わなかったことが悲しくて、産後しばらくは、夜になるとメソメソ泣いていました。

 

 

助産師さんに相談

出産の記憶がつらいものになってしまったので、助産師さんに時間をもらい、自分の気持ちを伝えてみました。

 

助産師さんは、親身になって話を聞いてくださいました。

そして、まさかの提案。

 

「時間を戻すことはできませんが、陣痛室で赤ちゃんと旦那さんと一緒に写真を撮るのはどうでしょう?

お部屋(陣痛室)が空いていればできますよ」

 

そして、夫の面会時間を使って、陣痛室で赤ちゃんとの3人の写真を撮ってもらいました。

 

1日遅れの、はじめての家族写真。

 

助産師さんの対応に、気持ちが温かくなりました。

 

それ以来、夜な夜な悩むことはなくなりました。

 

 

まとめ

第二子出産では、夫の立ち会いこそできませんでしたが、助産師さんのおかげで、立ち直ることができました。

 

起こってしまったことは変えられないけれど、それに対する捉え方を変えること、次の行動を起こすことはできる。

 

そう感じさせられた出産でした。

 

いつか、陣痛室での写真を見ながら、「あなたの産まれてくるときは、こんなことがあったんだよ」と子どもに話せる日が来るといいなと思います。

 

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!