こんにちは。ぐらたんです。
今までに3つの病院で1年3ヵ月の間、不妊治療をしていました。
1つめの病院は、近所の産婦人科(不妊相談も行っているけれど、高度不妊治療は行わない)。2つめと3つめの病院は、不妊治療に特化したクリニックでした。
今回は、2つめにお世話になったクリニックで行った治療内容、かかった費用、愚痴多めな感想をまとめました。
どなたかのご参考になれば嬉しいです!
▼今までの記事です。
クリニック選びのきっかけ
待望の妊娠が、途中で止まってしまったこともあり、できるだけ早い段階でまた授かりたいという思いがありました。そのため、最短スピードで目標(=授かること)に到達できそうな「不妊治療に特化した病院」に行きたいと、夫に伝えていました。
では、実際にどんな病院に行こうか…?
週5日フルタイムで働いているため、夜間診察があり、かつ地理的に通いやすい場所にすることにしました。そして、1つのクリニックを選ぶことにしました。
クリニックの雰囲気
夫と現地集合をし、私が先に到着。ビルの中の1フロアにクリニックが入っていました。建物自体は清潔感がありました。
初診のために受付の方に声をかけると、「そこの機械を通してください」と。わからないながらも無事受付完了。待合スペースには、数組の夫婦が待機していました。
しかし、ここから問題が…!
治療内容
結論から言うと、こちらのクリニックでは、「治療」に入る前に通うのをやめてしまいました!
本格的な治療に入る前に、血液検査やエコー診察のために何度か通院をしたのですが、何となく説明不足な印象…。「この先生を信頼して大丈夫なのかな?」と心配になってしまいました。
先生に不信感をもったエピソード
①タイミングを診てもらえなかった
通いはじめた当初だったので、血液検査をしながらタイミングを診てもらう予定でした。
しかし、エコーで見てもらったところ、「右の卵巣が4cmほど(通常は2~3cm)に腫れている」ということが発覚!
肝心のタイミングについては、「今回は排卵がないかもしれない」ということで、あきらめました。さらに、卵巣が腫れている原因について聞いたところ、「何とも言えない」との答えが。一時的に腫れているだけかもしれないし、卵巣腫瘍などの病気の可能性もあるとのことでした。手術が必要だったらどうしよう…と少し心配に…。
1週間後にまた来ることになりました。
そして次の診察にて。エコーで内診をしてもらったところ、まさかの「排卵が終わっている」とのこと!卵巣の腫れは、おさまっていました。よかった。
しかし、今回は排卵がないかもしれないと聞いていたため、夫も私もタイミングをとっていませんでした。「貴重な1回のチャンスを逃してしまった!」と2人で
②血液検査の結果がわからない
こちらでは、詳しく検査するために血液検査を受けたのですが、費用がとっても高かったんです(笑)それなのに、結果の用紙を渡されたときにはサラッと説明をされたのみで、私が質問をすると答えてくれる…といった内容でした。
ニュアンスが伝えにくいのですが、先生は良くも悪くも「慣れて」しまっていて、患者側の不安に思う気持ちや、血液検査の専門的な内容についていけない様子を見るわけでもなく、事務的な印象を受けました。
私は詳しい説明を聞きたかったため、先生との温度差に少しガッカリしてしまいました。
③見通しが不透明
血液検査の結果、私は30代前半でしたが、AMHというホルモンの値が同年代の平均より低いことがわかりました。AMHとは、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか(=卵巣の予備能)を反映すると考えられています。
この値が、30代前半では平均3以上(あくまでも平均です)ですが、私の場合は1.5でした!
年齢でいうと、40代くらい…。
この結果を見て、「できるだけ早く採卵をした方がいい」と、先生はおっしゃいました。体外受精のステップが見えてきました。
体外受精について、具体的にどんなことをするのかを質問したところ、「ビデオを見てください」の一言で終わらされてしまいました。
ビデオって何…???
結局、何を見て情報を得たらいいのかさえわかりませんでした。
夫とも相談をし、こちらのクリニックは通院をやめました。
ただ、自分の体質的に「妊活できる期間がそれほど長くない」という事実がわかっただけでもよかったです!
費用
こちらのクリニックには1ヵ月ちょっとの間に5回通院しました。ほぼ毎週です。
保険診療と自費診療を組み合わせながらだったのですが、支払総額は、69,080円!
血液検査(約5万円!)が高かったです…。
まとめ
不妊治療専門のクリニックに通うことで、本格的に治療をスタートさせたかったのですが、先生との相性が合わずに途中で断念しました。
通いやすかったのはよかったのですが、クリニック選びには、先生との相性が大切なのだと感じました。治療方法を選択していくうえで、「どんな方法があるか」「どんなリスクがあるか」といった細かい点まで知ったうえで、自分でも考えてみたかったというのが本音です。
私にとって、「自分が納得できるか」という点が重要なのだと、この通院をきっかけにあらためて知りました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!