こんにちは。ぐらたんです。
ちょっと珍しい野菜を手に入れました。その名も「菊芋」。みなさんは、ご存じでしょうか?
菊芋とは
菊芋とは、キク科ヒマワリ属の多年草。その名のとおり、9~10月に「菊」のような黄色い花をつけ、10月末にできる「芋」部分(=地下茎)を食用とします。
スーパーなどでは一般的に見かけませんが、直売所などでは冬の時期に店頭に並びます。
見かけはショウガのようです。
実は、繁殖力がとても強く、生態系をくずしてしまう恐れがあるため、環境省から要注意外来生物に指定されています。
そう聞くとちょっと物騒ですね(笑)
注目したい栄養素として、「イヌリン」が含まれています。イヌリンとは、水溶性食物繊維の一種。
①腸内環境改善効果(ビフィズス菌を増やしておなかの調子を整える)
②血中の中性脂肪を低下させる効果
③血糖値の上昇をゆるやかにする効果
があります。
大人にとって、とてもありがたい効果のある食べ物です。
食べ方
菊芋は、生でよし、ゆでてよし、炒めてよし、揚げてよしの超優良野菜。
イヌリンは加熱をすることにより減少するため、健康効果を重視する方は、加熱時間が短い調理法がオススメです。
しょうゆ漬けを作ってみました
生の場合、レンコンのようなシャキシャキとした食感が楽しめます。
作ってみたのは、しょうゆ漬け。
しょうゆとカンタン酢(代わりにお酢に砂糖を入れてもOK)を1:1の割合で混ぜ、5mm程度の厚さに切った菊芋を入れて、冷蔵庫へ。菊芋をよく洗えば、皮はむかなくて大丈夫。簡易しょうゆ漬けができます。
お好みの漬かり具合に調整できますが、調味料を入れた直後~一晩たったぐらいが食べごろ!(漬かりすぎてしまうと、しょっぱくなってしまいます)
しょうゆ漬けの他にも、みそ漬けや梅酢漬けにしても◎。薄くスライスして、ツナやマヨネーズと和えてもおいしいです。菊芋自体があっさりとした味なので、何にでも合います!
まとめ
菊芋は、しょうがのような見た目で、イヌリンと呼ばれる栄養素が含まれている野菜。
加熱しても生でも、幅広い調理ができます!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!