ぐらたんのごった煮ブログ

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オンライン両親教室&母親教室を受講した感想とメリット・デメリット

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こんにちは。ぐらたんです。

 

今回は、妊娠中の方に向けた記事になります。

長引くコロナ禍により、自治体や産院で実施されるはずの母親教室や両親教室が中止・制限されたという方も多いのではないでしょうか。

 

特に、はじめて妊娠される方にとって、情報源となる各種教室がなくなると不安な面もあると思います。

 

そんな中、オンラインでの両親教室&母親教室に参加する機会がありましたので、内容やオンラインのメリット・デメリットをまとめました。

 

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オンライン両親教室の流れ

私が参加した両親教室は、自治体主催でZoomを使用しました。約30組の夫婦が参加。

 

準備段階として、配布資料をデータを受け取り、当日は沐浴デモンストレーション用としてぬいぐるみと沐浴用ガーゼの準備をするよう推奨されました。

 

<当日の流れ>

13:00 入室OK

13:20 Zoomの使い方の説明、オリエンテーション

13:30 講座開始

       ・沐浴と着替えのデモンストレーション 

       ・助産師さんからの講義 

          ・交流会(カメラはON) 

          ・自治体のサービス紹介
15:10 講座終了、メールにてアンケート回答

 

沐浴と着替えのデモンストレーション

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準備しておいたぬいぐるみと沐浴用ガーゼを使用。画面を見ながら洗う順番などのマネをしました。

沐浴後に効率よく赤ちゃんの身体をふき、服を着せるための方法なども教えていただきました。

 

助産師さんからの講義

「両親で子育て」という内容でお話がありました。具体的には、産後の女性の身体の変化、赤ちゃんの様子について。

妻側の立場として、「これだけ大変だから、一緒にがんばろうね」と第三者かつ専門家から念押ししてもらえるのがありがたかったです(笑)

 

交流会

ZoomのカメラをONにして、出産予定日の近い夫婦数組で小グループをつくり、自己紹介を含めて15分程度の交流時間がありました。

誰が進行役をつとめるか、話題の候補などを事前に決めてあったので、無言が続く…ということはありませんでした。

 

私が参加したグループは、全員里帰りをする予定だったので、そのことについて中心に盛り上がりました。

個人的な感想ですが、なかなか同じ時期に妊娠をしている方と話す機会がなかったので、この時間が一番楽しかったです。 「みんな同じことで悩んでいるんだな」ということがわかりました!

 

自治体のサービス紹介

子育て支援のための各種サービス紹介がありました。さまざまなサービスをうまく活用することが、心のゆとりにつながると思うので、今後お世話になりそうです。

 

 

オンライン母親教室の流れ

母親教室は、産院主催で同じくZoom開催。参加者は5名でした。

事前配布資料は特になく、産院で渡される資料をもとに助産師さんからの話がありました。

 

<当日の流れ>

14:15 入室OK

14:30 講座開始

       ・参加者同士の自己紹介

    ・助産師さんからの講義(妊娠中の経過、母乳育児について) 

          ・質疑応答
15:30 講座終了

 

助産師さんからの講義

参加者同士の自己紹介が終わると、さっそく講義内容へ。

妊娠中の経過や母乳育児のメリット(母乳育児を推奨する産院です)についての説明がありました。

参加者は出産がはじめての方が多かったため、不安に思っていること・疑問に感じていることについての質疑応答がありました。

 

実際の質疑応答では、「乳腺炎のトラブル」や、自分に母乳育児ができるのか」といった疑問・不安点が挙げられました。

 

コロナ禍の中、なかなか妊娠・出産について相談する機会がないのですが、助産師さんから直接回答が聞けたのは、安心できました。

 

 

オンラインのメリット

移動時間や費用の短縮

対面での両親教室・母親教室では、会場まで足を運ぶ必要があります。そのために時間や交通費などの費用が発生しますが、オンラインはそれらを省くことができます。

 

 

オンラインのデメリット

デモンストレーションが消化不良

特にオンラインの限界を感じたのは、沐浴デモンストレーション。

ぬいぐるみ相手に顔や体を洗うフリをするのですが、沐浴後に着替えの場面では講師の先生が着替えをさせる様子を画面上で見るのみでした。「見て学ぶ」ことと「実際に体を動かして学ぶ」ことでは、学習効果も変わりそうだと感じました。

そのため、こちらに関しては、出産後の産院での実施に期待しています!

 

機材準備や配布資料の印刷などの事前準備が必要

我が家のパソコンにはカメラ機能がついていなかったため、両親教室のためにWebカメラを準備しました。さらに、家にプリンターがなかったので、事前資料はコンビニで印刷しました。

対面であればこの手間はなかったのに…と、ちょっとだけ思いました(笑)

 

 

参加者同士のコミュニケーションが薄い

参加者同士の交流時間を多くとった自治体の両親教室に対し、産院主催の母親教室では開催時間が短いということもあり、参加者同士の交流時間はほとんどありませんでした。

そのため、参加者同士が打ち解けるような雰囲気にはならず、助産師さん⇔個人という関係性になっていました。

 

知識を得る・疑問を解決するような内容であれば十分なのですが、従来の両親教室・母親教室のような「仲間づくり」には適していないという印象がありました。

 

 

参加した感想

講義を聞く分には、オンラインで全く問題ありませんでした。むしろ、移動時間や交通費などのコストが抑えられたのは効率的でした。

しかし、デモンストレーションは別。主観的な意見ですが、実際に「体験する」ことと「見る」ことでは、学習効果が変わるように感じました。

 

なので、私としては、可能であれば対面での両親学級を受けたかったという気持ちがあります。

 

 

ただ、対面での両親教室・母親教室の開催が困難な中、工夫を凝らして取り組んでくださった自治体、産院、助産師さんたちには、とても感謝しています。

感染症が広がって人とのつながりが制限されていますが、幸いなことに、私たちはさまざまな情報にアクセスすることができます。

 

不安な面を他で補いながら、心の準備もしていきたいと思った体験でした!

 

安心してコミュニケーションがとれる時期がもどりますように。

 

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!