こんにちは。ぐらたんです。
2015年放送のドラマ「コウノドリ」。放送当時、話題になっていたので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
当時は何となく自分とは縁遠い世界の印象があり、観ていませんでしたが、自分の妊娠をきっかけに、夫と一緒に観てみることにしました!
今回は、自分が妊娠中という立場で見た、ドラマ「コウノドリ(2015)」の感想をまとめました。
ドラマ「コウノドリ」について
主人公は、綾野剛さんが演じる、医師とピアニストの二つの顔をもつ「鴻鳥(こうのとり)サクラ」。産科医療の現場を舞台に、命に関わるさまざまなエピソードを丁寧に描きます。
「コウノドリ」の魅力
登場人物が魅力的!
このドラマに出てくる医師たちは、みんないい人なんです。それぞれの事情や思いを抱えながら命に向き合う姿は、心を打たれます。
主人公の鴻鳥先生(綾野剛さん)は、「こんな先生がいたら担当してほしい!」と思う、寄り添う系の医師。鴻鳥先生の旧知の友である存在の四宮先生(星野源さん)も、ツンデレ感がたまりません(笑)
個人的には、今橋先生(大森南朋さん)の信頼感が大好きです!
急な呼び出しに駆けつけたり、患者の状態を共有して今後の治療を話し合ったり…。
命を救うために、これだけ日々尽力してくれているのだな…と、お医者さんの裏側を見たような気持になります。
出産に対する勉強になる
「お産は、何が起こるかわからない」とは耳にしますが、実際にどんなことが起こりうるのでしょう。
ドラマでは、それを具体的なエピソードとともに伝えてくれます。
切迫早産、前置胎盤、染色体異常など…。専門用語が多く出てきますが、それだけ出産を経験しなければわからない(しても把握しきれないほどの)多くの情報がドラマの中で登場します。
視聴しながら、自分自身も「ホントに大丈夫かな?」と不安になることもありますが、さまざまな可能性を「知っておく」のは、大切だと思います。
心配になるのは、それだけ命のことを大切にしているからかもしれません。
助産師さんの言葉で、「人の命に寄り添うには、臆病なくらいがちょうどいい」という内容のものがありました。
もちろん、必要以上に怖がることはないですよ!
「赤ちゃんはかわいい」と再認識させられる
ドラマなので、いろんな赤ちゃんが登場します。予定日よりも早く生まれた赤ちゃん、何らかの障がいをもって生まれたあかちゃん、命をおとした状態で生まれたあかちゃんなど…。
すごく印象的だったのは、どの赤ちゃんに対しても、先生たちが「かわいい」「がんばている」とポジティブな声をかけている様子。
どうしても妊娠中や産後は不安になることが多く、いっぱいいっぱいになってしまうこともあるとおもいます。ドラマの中では、置き去りになりがちな「赤ちゃんはかわいくて、守るべき存在」ということを、あらためて教えてくれるようでした!
オススメ回
「コウノドリ(2015)」は、毎話考えさせられたり、感動させられたりするのですが、特に個人的にオススメなのは、こちらの2つの回!
第2話「答えのない選択」
第5話「14歳の妊娠 少女が母になる時」
第2話「答えのない選択」
第2話では、もうすぐ臨月の女性が交通事故にあい、重篤な状態になり、聖ペルソナ総合医療センターまで搬送されます。緊急手術をしますが、意識が戻る可能性は低い状態。
サクラ(綾野剛)は赤ちゃんが元気なうちに帝王切開をして救うことを提案しますが、そうすると母体に負担がかかってしまう。
妻の回復を待つか、母体に負担がかかっても赤ちゃんを救うか。その判断が夫に迫られます。
正解なんてないのに、答えを出さなければいけない…。人生にはそんなシーンが訪れることもあるのですね。
この回は、感動したどころではなく、嗚咽しました(笑)
第5話「14歳の妊娠 少女が母になる時」
第5話は、中学2年生で妊娠をした14歳の女の子の話。母親の自覚がないまま妊娠8カ月を迎えましたが、心理面・経済面でも赤ちゃんを育てられる見込みがありません。
それでも、すくすくと成長していく赤ちゃん。
一時は現実から逃げようとしましたが、女の子も相手の男の子も「親として」現実に向き合います。二人が出した答えは…。
この回では、二人の心の変化に感動しました(はじめは正直腹立たしかったです 笑)。
まとめ
ドラマ「コウノドリ(2015)」を妊婦という立場で見ることができて、よかったです!ドラマを楽しみながら出産にまつわるたくさんの情報に触れることができました。
夫も一緒に視聴していたのですが、出産シーンでは、隣でいつも夫がいきんでいました(笑)
それだけリアルに描かれたドラマということなのでしょう!
ぜひまだ未視聴の方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
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最後まで読んでくださって、ありがとうございました!