こんにちは。ぐらたんです。
はじめての挑戦は、誰でも勇気がいります。
高齢であれば、なおのこと。
タイトルのとおりですが、75歳の母は、先日はじめての一人新幹線に挑戦しました。
目的は、私の家で1週間ほど滞在するため。
しかし、母は一人で新幹線に乗ったことがなければ、電車に乗り慣れていないタイプ。
そこで、母のスムーズな乗車のために、できる限りの協力をすることにしました。
今回の記事では、高齢の親の新幹線での乗車をサポートするために行った内容について記します。
一人での遠出に慣れていない母
はじめに、母の状態(健康状態、性格など)をご紹介します。
・LINEのやり取り、スマホでの電話はOK
・スマホを使っての検索はほとんどできない
・地図は読めない
・ガンガン他人に話しかけることができる
・階段は手すりを使って歩行(昇り降りOK)
・脚のむくみで整形外科に通院中
・普段は車移動(車で20分程度の行き慣れた場所のみ)
・新幹線の乗車経験はあるが、父に連れて行ってもらった経験のみ
・同居家族なし
新幹線での移動は、高齢の母にとって、とても難易度の高いことだったことでしょう。
事前の準備
今回、自宅に母を招くにあたり、移動にかかわる本人の負担や不安を取り除くため、いくつか事前準備をしました。
電車→新幹線の乗り換えの道筋を写真に撮り、事前に見てもらう
百聞は一見に如かず。
実際に乗り換えをした場合の案内表示などを撮影し、母に送りました。
写真は、自分が実家に帰省をした際に事前に撮影しておいたものです。
荷物は事前に送ってもらう
母は高齢のため、階段などでは手すりが必要。
両手が荷物でふさがれないように、「できるだけ荷物は軽く、送れるものは事前に家まで送ってね」と伝えていました。
新幹線のチケット画像を送ってもらう
新幹線のチケットを事前に購入してもらい、画像を送ってもらいました。
指定席のチケットには、新幹線の発着時刻が書いてあるため、送迎の参考にしました。
交通系ICカードを作り、事前にチャージしてもらう
普段電車に乗らない方だと、交通系ICカードを持っていないことも。
母はカードを持っていたため、作成の手間はありませんでしたが、ある程度お金をチャージしてもらいました。
交通系ICカードがあれば切符を購入する手間もなくなり、スムーズに乗車できます。
当日にすること
新幹線のホームまでお迎え
当日は入場券を購入し、新幹線がホームに到着する前に待機すると、より安心してもらえます。
私の場合も、到着するホームを確認し、母が乗っている車両がとまるすぐ近くで待機して、無事に会うことができました!
本人の感想
本音を言うと、やはり「出発するまで、心配だった」とのことです。
そりゃそうですよね。
母は一人で新幹線に乗ることを不安がっていましたが、後押しをしたのは生前の父でした。
以前、不安がる母に対し、「行ってやれや」と背中を押したことがあったそうです。
(当時は父は要介護状態のため、一緒に行ける状態ではありませんでした)
しかしそのおかげで、普段なかなか会えない孫たちともゆっくり過ごしながら、昨年引っ越した私の新居も見てもらうことができました。
75歳にして、はじめての一人新幹線。
勇気を出してくれた母に感謝しています。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!