こんにちは。ぐらたんです。
私は現在夫婦二人ぐらしをしていますが、マイホームに憧れを持つようになりました。
どんなマイホームにするのか、そもそもマイホームを持つかどうかなど夫婦で方向性を考えていった結果、今後変わるかもしれませんが「一戸建てがほしい!」という結論にいたりました。
ただ、方向性を考えるにあたり、わからなかったことが注文住宅と建売住宅の違いについて。
そこで、実際に詳しい方の話を聞くため、説明会に参加してみることにしました。今回の記事では、その説明会で学んだこと+考えたことをまとめてみました。
※説明会をもとに素人目線で学んだ内容になります。すべての方に当てはまるわけではないことを、ご了承ください。
価格
注文住宅の場合、ハウスメーカーによって建築費が異なるため、価格の予想はしにくいです。例えば、同じ100㎡の家を建てる場合でも、ハウスメーカーによっては1,000万円も変わってきます!
その点、建売住宅は価格が明示されているため、大幅に予算が狂う心配はありません。
入居までの期間
注文住宅の場合、だいたい、情報収集から入居までの期間が1年とされているようです。「すぐに住みたい!」といった直感的なものでなく、じっくりと情報収集しながら、作りあげていくものなんですね。
情報収集の期間では、だいたい4社ほどの建築会社の話をきき、比較をすると良いというアドバイスを受けました。複数のハウスメーカーの話を聞くメリットとしては、話を聞きながら自分たちの家づくりの方向性が定まる(すでに方向性が定まっている場合は除く)ことと、建築の知識も得られるという点です。もし、途中で建売住宅に変更する場合でも、知識がある状態で建売を選ぶことができるため、より踏み込んだ選択ができそうです。
建売住宅の場合は、スピード重視。すでに建物があるものを選んだ場合、入居まで1ヵ月ということもあります。物件が決まったらすぐに現在住んでいる場所の退去手続きが必要。賃貸を選ぶような感覚に近いですね。
施工過程
注文住宅では、施工過程を確かめることができ、画像で施工の様子を教えてくれる建築会社もあるようです。もちろん、実際に現場を見に行っても◎!とあるハウスメーカーさんの話では、実際に見に行く方と見に行かないかたの割合は、半々だそうです。
建売住宅では、すでに建物が出来上がっている場合があるため、基礎工事をどのようにおこなっているのか、どんな方が建てているのかなどを、確かめることができません。「当たりはずれがある」ということもできます。
耐震性
地震が多い日本。そのために頑丈な家をつくりたいですね。新しい建築基準法では、以下のように耐震性能を定めています。
耐震等級1は震度6強から7にあたる関東大震災でも倒壊しない耐震性をもっていることになり、耐震等級2はその1.25倍、耐震等級3は1.5倍の耐震性をもっていることになります。
夫は震災を身近で経験しています。だからこそ、「家が安全であること、住んでいる人(=家族)が安心できること」を大切にしています。
注文住宅のハウスメーカーを「ローコスト(坪単価55万円)」「中堅(坪単価65万円)」「有名(坪単価85万円)」にざっくりと分けたとき、ローコストメーカーは耐震等級が1、中堅は2、有名は3と考えることができるそう(実際には各メーカーに直接確認をすることをオススメします)。
建売住宅の場合は、耐震等級1のところが多いそうです。もちろん、建売住宅であっても高い耐震性能を備えているところもあるので、一概には言えませんが…。
デザイン
マイホームを考えるとき、「シアタールームがほしい」「楽器を演奏できる防音室がほしい」「ウッドデッキでバーベキューがしたい」など、夢が膨らみます。そんな希望を叶えるほかにも、「家事動線」のように暮らしやすさにかかわるデザイン面の希望を叶えられるのは、注文住宅の大きなメリットです。
今まで家事動線を気にしたことはなかったのですが、すでにマイホームを購入している友人からは、「今の家は気に入っているけれど、家事動線をもう少し考えたかった」 という声も聞きます。
うちの場合はどうだろう…と考えたのですが、 デザインについての強い希望がありませんでした(笑)おそらく、本当に希望していることがないのではなく、理想のマイホームについて考える機会、家のデザインについて知る機会をもっていなかったことが原因のように思えます。
どんな家にしたいのか、どんな人生を歩みたいのか。
まだまだ考えてみる余地がありそうです!
まとめ
今回の記事では、住宅についての勉強会で学んだ内容をもとに、価格・入居までの期間・施工過程・耐震性・デザインの面からみた注文住宅と建売住宅の違いをまとめました。
注文であっても建売であっても、ハウスメーカーによってより細かな違いがあるのですが、大まかな違いを知ることで、家に対する自分の考え方がはっきりするような気がしました。
私と同じように、マイホームづくりをご検討中の方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!