こんにちは。ぐらたんです。
現在夫婦二人ぐらしをしていますが、マイホームに憧れを持ちはじめ、住宅相談会相談会に足を運ぶなど、情報収集をしはじめました。
そもそも、人生の中で一番大きな買い物になる(はずの)マイホーム。どれくらいの予算であれば、支払いができるのか。
今回は、住宅展示場でファイナンシャルプランナーの方に相談できる機会があったため、マイホームの予算についての相談をしました。(ちなみに肝心の住宅展示場はまだ見学していません (笑))
こちらの記事では、相談をとおして学んだ・考えた内容を記録として残していきます。
※素人目線での情報になります。すべての方に当てはまるわけではないことをご了承ください。
お金における人生の三大イベント
人生100年時代。その中で、お金がかかる三大イベントは、「住宅」「教育」「老後」。ファイナンシャルプランナーさんの話によると、教育費は子ども1人あたり1,000万円(高校から私立だと1,500万円)、老後資金は2,000万円。
仮に、子ども二人(二人とも高校から私立)がいるとすると、教育費と老後資金だけで5,000万円かかります。
…もう自分の想像できる範囲を超えています。高い。
マイホームの予算を考えるためには、住宅費だけを考えていてはダメなんですね。この時点で気が遠くなりそうでした。
ローンは年収の何倍?
我が家では、現在夫も私もフルタイムで働いていますが、出産・育児などのいざという時のリスクを考慮し、マイホームのローンは夫の一馬力で返済するつもりです。
さて、本題へ。夫がコツコツ働いてローンを返済するにあたり、年収の何倍までお金を借りていいのでしょうか。
これが、今回の相談で一番聞きたかったことでした。
ファイナンシャルプランナーさんの話では、「年収の7倍借りている人が多い」と。しかし、「借りている人が多い=自分たちも大丈夫」というわけではないな、と思いました。
義理の父が、自分の経験を話してくれたことがありました。
義父は、マイホームを買うために40代半ばで年収の4.5倍のローンを借りたそうです(ちなみに、義母は専業主婦)。2人の子どもたちは中高生で教育費が上がっている時期。精神的に、とても苦しかったそうです。
だからこそ、義理の父は「借りるなら年収の5倍まで」と話しています。息子夫婦に自分のようなつらい思いはさせたくない…という親心からの言葉だと思います。
人生を考えるにおいて、年度ごとの収支バランスがとれなくなる時期があります。例えば、お子さんが中学生になるタイミングで教育費が上がる時期。その子が大学に進学することでも、大きく教育費がかかります。ここでパンクしてしまう家庭も、実際にあるそうです。
義父の事例も、この「収支バランスがとれなくなる時期」に支払いを開始したため、大きな不安が伴ったと考えられます。
ローンは年収の〇倍まで!という画一的な話ではないのですね。
ライフプランにおける収支のバランスのゆらぎを知り、「貯め時」のタイミングで、貯蓄をすることが大切なのだと感じました。
何年ローンを組む?
この相談会に参加するにあたり、とあるハウスメーカーさんからいただいた見積書を持っていきました。そこに記載してあったローン年数は、35年。夫が現在30代後半のため、単純に考えても支払いが完了するのは70歳を過ぎてから。
70歳過ぎといえば…自分の親に当てはめると、とうの昔に退職して、年金で生活をしている時期。
正直なところ、非現実的な支払期間だと思っていたので、ファイナンシャルプランナーの方に相談してみました。
すると、「ローンを組んだ後に繰り上げ返済などで返済期間を短くすることはできるけれど、逆に返済期間を長くすることはできないため、長めの設定の方が安心」という答えでした。
長い人生で家計が苦しいときには最低限の返済を、余裕があるときには繰り上げ返済をすることで、返済金額のコントロールをしましょう 。
このような答えでした。
※繰り上げ返済時には、手数料がかかる場合もあります(1回あたり無料から数万円まで)。そのため、手数料も含めたうえでローンを組む金融機関を検討する必要があります。
自分たちはどうしたいのか
ここまでの話を聞いて、あまりにも期間が長いことと金額が大きいために、思考回路は完全に止まりました(笑)
計画的に進められたらいいのですが、人生においてどんなことが起こるのかがわからないため、先が見越せない。
ファイナンシャルプランナーの方は、住宅展示場で話をしている立場からも、「大丈夫ですよ!ローン払えますよ!」という雰囲気をひしひしと感じます(笑)邪推でしょうか。そうなると、夫も私もかえって心配になってしまうので、おそらく自分たちの借入金額は年収の5~6倍くらいになりそうです。
そして、これから先が見えないということは、その未来に対する準備を行うことも大切なのだと感じました。具体的には保険の見直しや、家計の見直し。さらには貯蓄や運用についても。手をつけるべき部分はまだまだ多そうです。
まとめ
ファイナンシャルプランナーの方に住宅ローンについての相談ができる機会がありました。そこで、自分たちの具体的な支払い可能金額を知るために、参加してみました。
結果として、「さまざまな準備をすれば、年収の7倍の借り入れをすることも可能」という話でした。しかし、長い目で見たときには、年度ごとの年間収支が合わない年も出てくるそう。大切なのは、そのための経済的な準備ということを教えていただきました。相談と同時に、新たな課題がたくさん見つかった気分です。
いつか来る、実際に借り入れを行うときには、「これで大丈夫」と思えるような準備をしてから臨もうと思います!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!